イームズのリプロダクト製品があります。リプロダクト製品とは簡単に言えば「版権切れ」となっているモデルのことです。現在において「正規品」が版権を得ているモデルではなく、同じ製品名であってもそれ以前のもの、あるいは著作権のないものを復刻した製品です。
イームズの名を冠しているとはいえ「リプロダクト製品となれば、品質は大丈夫なの?」と心配になるかもしれません。しかしイームズのリプロダクト製品は「安かろう、悪かろう」の製品とは異なります。安い理由として「運送費、人件費を抑えられる(・アジアで製造しているため)」「中間業者が少ないので、コストを抑えられる」などの理由があります。
たとえば「中国製」などと聞くと、引いてしまうという人もいますが、イームズのリプロダクト製品を製造しているメーカーには、中国国内などでも信頼のできる、高い技術を持つメーカーであることが多いので、安心して購入ができます。
また、使っている素材を、質の悪いものにして、値段を安くしているのではなく「不要コスト削減」を掲げて、メーカーや販売店などが努力した結果として、イームズのリプロダクト製品が安く手に入る、という面もあります。
例えばイームズDCMについて見てみると、国内の相場は7万円前後です。しかし、もしも輸送費などがかからない現地での買いつけをすると、およそ4万円で手に入るというのが現実です。その差額(輸送費など)を、アジアの工場で製造するといった手段で徹底的に削減することに成功したのが、イームズのリプロダクト製品です。